[初心者向け]マインクラフトのJava版、JE、JE版、Windows10版、統合版、BE、PEの違いと選び方は?

こんにちは、bokuです!

bokuはこれまでマインクラフトを複数のプラットフォームでプレイしてきましたが、マインクラフトはその発展の過程で様々な環境でプレイできるように枝分かれしたりまとまったり変化を続けてきているのですが、その過程で様々な表現の仕方が現れるようになっており、初心者の方からするとややこしいな・・・と感じるのではないかと思いましたので、ちょっと整理してみようと思います。

その整理の過程で、理解しやすくするための情報も掲載してみましたので、参考にしていただければと思います!

プラットフォームってなに?

マインクラフトに限らないのですが、アプリが動作する環境などのことを「プラットフォーム」という言葉を使って説明されることがあります。

しかしこのプラットフォームという言葉、なかなかやっかいなものでして、話している内容や状況によって指している対象がコロコロと変わってしまうので注意が必要です(例えばビジネスモデルのことを指していたり、単に人が集まる場を指したり・・・)

この投稿では「マインクラフトというアプリが動作する環境」と捉えて説明していきます。

ものすごくざっくりとプラットフォームにまつわる内容を図解すると、以下のような感じになります(iPadやMac OS、Linuxがないのではと思われる方もいるかと思いますが、ここでは全体像をつかむことを目的にしていますので、シェアの高いものを用いて説明させていただいております)。

アプリが動作する環境としてのプラットフォームの図解:概観

一番下の「アプリが動作する機器やオペレーティングシステム(OS)」は、めちゃざっくりというと端末そのものとそこに搭載されている基本ソフトウェアの組み合わせです。多くの場合はこの違いを理解する必要はないと思いますが、例えばiPhoneとwindows10搭載PCの両方でプレイしたい、という場合は抑えておく必要があります。

真ん中の「アプリの配布や管理を行う仕組み」は、イメージしやすい方も多いのではないかと思います。iPhoneやiPadでアプリをダウンロードするときはApp Storeでダウンロードするということはだいたい知っていると思います。また、「アプリの配布や管理を行う仕組み」は、だいたい「アプリが動作する機器やオペレーティングシステム(OS)」ごとに分かれているので、実質的に「マインクラフトというアプリが動作する環境(プラットフォーム)=アプリが動作する機器やオペレーティングシステム(OS)+アプリの配布や管理を行う仕組み」になっていると考えていいと思います。

図解で上記を整理すると以下のようになります。

アプリが動作する環境としてのプラットフォームの図解:各社のプラットフォームを追記

先ほど述べたように、基本的にはプラットフォームを意識する必要はありませんが、プラットフォームをまたいでプレイする場合はプラットフォームの考え方を少し知っておくと理解がしやすくなると思います(^^)

「Java版」と「統合版」だけ理解していればOK、統合版のメリットは?

プラットフォームの違いが整理できたので、次はプラットフォーム上で動作するアプリの話に移ります。

結論から言うと、大きくは「Java版」と呼ばれるものと「統合版」と呼ばれるものの2種類の違いを抑えていられれば十分です。

前掲の画像にJava版と統合版の2つを足した画像を載せます。

アプリが動作する環境としてのプラットフォームの図解:マインクラフトのアプリとプラットフォームの整理

2021年現在では上図のように整理できると思います。Java版は後述しますが、その成り立ち上現在も統合版とは別に提供されています。

ここで重要なのは、無難に選択したい場合や、異なるプラットフォーム間でプレイしたいときは「統合版」を選ぶということです。iPhoneでプレイしている人も、Windows10でプレイしている人も、統合版を選べばプラットフォームの違いを気にせずにマルチプレイできることになります。

Java版、JE、JE版、Windows10版、統合版、BE、PEなどいろんな呼び方があって混乱するんだけど?

マインクラフトこれまで新たなプラットフォームに対応してみたり、プラットフォーム横断でプレイできるようにしてみたり、様々な試みをしてきたことからいろんな呼び方が現れてきました。

簡単にですが、いろんな呼び方に対しての考え方を以下に述べます。

  • Java版・・・このサイトで用いている表現です。英語では「Java Edition」と表現されています。
  • JE・・・Java Editionのことで、Java版と同じものを指しています。どちらの表現でも正しいです
  • JE版・・・Java Editionのことを指しているのでJava版と同じなのですが、なぜか「Edition」と同じ意味の「版」がつけられた表現がみられます。同じ意味合いの表現が重複しているのでJava版やJEの誤表記だと理解してよいでしょう
  • Windows10版・・・Windows10で動作する統合版という意味です。
  • 統合版・・・プラットフォームを越えてプレイができるマインクラフトのことを指しています。Windows10はもちろん、iOS、Androidのアプリも統合版です
  • BE・・・Bedrock Editionのことで、統合版の英語表記です。
  • PE・・・Pocket Editionのことで、かつて存在していたスマートフォン対応のマインクラフトのことです。現在は統合版に引き継がれており、これ単独での提供はもう行われていません。

マインクラフトはもともとJava版だけだった?Java版のメリットは?

ここでひとつ疑問なのが「統合版さえあればJava版なくてもいいのでは?」ということですが、なぜJava版が今も存在するかについて述べます。

実はマインクラフトはもともとJava版と呼ばれるものだけで開発・提供されていたのですが、多様化が進む過程でJava版と統合版の2つが存在するようになりました。

多様化していった理由ですが、世界的に利用が拡大するスマートフォンで動作するマインクラフトの提供を考えないわけにはいかなかったからだと思われます。更にはマインクラフトを開発していた会社であるMojangをマイクロソフトが買収したことでその方向は加速し、現在の状況になった考えられます。

Mojangは今の時点ではJava版も今後開発を継続すると言っているのですが、それは「Mod(モッド)」と呼ばれる別途存在するプログラムが多数存在することも理由の一つだと考えられます。Modを追加すると、本来のマインクラフトではできないようなプレイを行うことができるのですが、昔からJava版を提供してきたことからModも多数存在しています。

そしてこのModはマインクラフトの愛好者が独自に開発したものという点が特徴です。Modが多いということはそれだけそのゲームが大好きで、更に楽しめるようにしたいというファンが多いことを表しており、もしJava版の提供を廃止してしまったら、長年作られてきた多数のModも全て使えなくなってしまい、多くのファンを失望させてしまう・・・ということは言えるのではないかと思います。

(想像にすぎませんが、Modにはめちゃくちゃ面白いものがたくさんあり、それらが提供している内容を参考に統合版で提供する新しいアイデアのヒントを得ているのかもしれません)

おさらいしますと、Java版が向いている人は、マインクラフトの世界を独自にカスタマイズして遊びたい人と考えてよいでしょう。

全部まとめると?

全部まとめると以下のように言うことができます!マインクラフトの購入の検討にお使いください(^^)

  • マインクラフトは「Java版」と「統合版」の2つがあり、「Java版」と「統合版」の表記で覚えよう
  • 無難に選びたい方やプラットフォームを越えてマルチプレイしたい人は「統合版」がおすすめ
  • マインクラフトを独自にカスタマイズしてプレイしたい人は「Java版」がおすすめ

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